『Foot01』は「オランピック・マルセイユは、次期監督候補としてロベルト・マンチーニ氏の名前をリストに入れている」と報じた。
フランスの税制改正、そして本拠地スタッド・ヴェロドロームの賃料増加などから経営難に陥っていたマルセイユ。今夏も資金不足から勝ち点剥奪や補強禁止処分まで言い渡される可能性があった。
しかし、現在クラブのオーナーであるマルガリータ・ルイ・ドレイフュス氏は株式を売却するための交渉を進めている。
その相手はアメリカに本拠地を置いている実業家のフランク・マコート氏。かつてロサンゼルス・ドジャースのオーナーでもあった彼が株式の買収に向けて動いているのだ。
そうなればかなり大きな投資が行われると考えられており、夏にモナコを去った元SDルイス・カンポスが移籍担当として呼ばれると言われている。
彼はジョルジュ・メンデス代理人と近い関係にある人物で、移籍マーケットの中ではかなりの力を発揮できる男と考えられる。
そして問題は監督である。現在は昨季暫定的に昇格されたフランク・パシがチームを率いているが、彼も交代になる可能性が高いとのこと。
その候補としてはこれまでマルセロ・ビエルサ氏の復帰、前ゼニト監督のアンドレ・ヴィラス=ボアス氏、そして前ローマのルディ・ガルシア氏などの名前があがってきた。
そして更に前インテル監督のロベルト・マンチーニ氏も候補リストに入っており、今後買収が完了し次第、新指揮官招聘のプランを実行に移すようだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ