2018年ワールドカップに向けた欧州予選が行われた10月のインターナショナルマッチウィーク。

12日、オスロで行われたノルウェー対サンマリノ戦では歴史的なゴールが生まれた。


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ノルウェーが1-0とリードし迎えた後半、ゴール前でフリーとなったFWマッティア・ステファネッリが豪快なシュートを突き刺し、サンマリノが同点に追いついたのだ。

試合は30分以上残っていたのだが、このゴールにサンマリノ選手たちは総出となり喜びを爆発させた。

それもそのはず。

サンマリノにとってワールドカップ予選のアウェイゲームでゴールを奪うのは、2001年以来、実に15年ぶりのことであったのだ。

サンマリノのFIFAランキングは201位。

これはFIFAに加盟する209チームのうち下から9番目の数字である。

ヨーロッパの中でも実力はかなり下の方で、EUROやワールドカップに向けた予選ではほとんどを全敗で終えている。

そんな格下であるサンマリノからゴール奪われ、よほどショックだったのだろうか。ノルウェーのTV中継ブースが見せた表情が話題だ。

頭に手をやり、全員が絶叫!まさに「オーマイガー」な感じだ。

ノルウェーのFIFAランキングは現在70位であり、サンマリノとは順位が131も開いている。

それだけに、ショックも大きかったのだろう。失点直後、スタッフの一人がフロアーの電気を消し、画面は一時真っ暗に。要は、「もうおしまい。帰ろう」といったニュアンスの演出であったようだ。

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