『Guardian』など各メディアは「国際サッカー連盟(FIFA)会長のジャンニ・インファンティーノ氏は、ワールドカップを48チーム規模に拡大するアイデアを発表した」と報じた。
昨年辞任を発表したゼップ・ブラッター氏の後を継ぐ形でFIFAの会長に就任したインファンティーノ氏。
彼はマニフェストにおいてワールドカップを拡大するという案を持っていることを明かしており、それは32チームから40チームに増加させるというものだった。
しかし彼が今回コロンビアのセルヒオ・アボレダ大学において行われたイベントで明かしたところによれば、ワールドカップ拡大案は48チームにまでふくらんでいるとのこと。
このアイデアは今月の評議会において議論される予定で、2017年までには全ての決定を下す予定だという。
この48チーム案の内容としては、グループリーグの前にノックアウトラウンドを入れるというものだ。
シード国の16チームを除いた32チームが一試合を行い、敗北したチームはそのまま大会を去る。勝ち残った16チーム+シード国の16チームによってグループリーグが行われる形だ。
これによって、グループリーグでは上位2チームが決勝トーナメントに進むという形で変わらず、EURO2016のような不均衡な状況は避けられる。
その一方で、16チームがわずか一試合のために会場へ行くという状況にもなり、それに関する負担も問題になると予想される。