今夏のリオ五輪でドイツ代表の準優勝に貢献したほか、得点王に輝く活躍を見せたセルジュ・ニャブリ。21歳のアタッカーは大会後にアーセナルからブレーメンへと完全移籍した。

チームは負けが先行しているが、彼自身はブンデス5試合で2ゴール1アシストと結果を出している。

直近のダルムシュタット戦でもゴールを決めているのだが、それが話題になっている。

19歳のガンビア人FWウスマヌ・マネーが裏に走ったニャブリにパスを送るも、完全に長くなってしまった…。せっかくのチャンスが潰えたかと思いきや、ニャブリは快足をかっ飛ばしこれに追いつくとゴールを奪ってしまったのだ。

パスミスをアシストにしてしまったニャブリのプレーについて、『Bild』も「信じられない!」と伝えていた。

ただ、GKの対応にも触れておかなくてはならない。映像では見切れているが、本来ならあのボールに飛び出して対応できるような位置取りをしておかなくてはいけなかったはず。ただ、背番号1を着けた23歳のダニエル・ホイアーはこの日がブンデス初出場。しかも、負傷したGKミヒャエル・エサーとの交代でこの10分ほど前にピッチに入ったばかりだったのだ。

とはいえ、ニャブリが諦めずに全力で走ったことで生まれたゴールとも言えるはず。ブレーメンはこの後追い付かれ2-2のドローに終わったが、ニャブリは『Bild』でチーム最高点となる2点の評価を受けていた。

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