レスター・シティというクラブにとって、9月27日は新たな歴史を刻んだ日となった。

ヨーロッパ中のクラブが出場を羨むUEFAチャンピオンズリーグが、初めてレスターの街にやってきたのだ!

昨シーズンのプレミアリーグを制し、今季初めてCLに出場しているレスター。

14日に行われたクルブ・ブルッヘとのグループステージ第1節を0-3と勝利していたが、この試合はアウェイゲーム。

レスターにとっては27日のポルト戦がキング・パワースタジアムで迎える初のCLであり、レスターという街にとっても記念すべき日となったのだ。

地元紙『Leicester Mercury』は"A HISTORIC NIGHT(歴史的な夜)"と題し、12ページを割いてレスターにCLがやってきた喜びを特集した。

そしてキックオフ前にはお馴染みのCLアンセムがスタジアムに鳴り響いたのだが、やはり格別なムードであった。

アンセムが流れ終わった直後に沸き起こった拍手が、サポーターたちの心情を何よりも表している。

『Leicester Mercury』はこの時のスタジアムの雰囲気について、"another level(別次元)"と表現している。

この試合ではベンチに座った岡崎慎司も、今度はピッチの上でこのメロディを聞きたいはずだ。

アンセムが流れる直前には、クラブのシンボルであるキツネをモチーフとした横断幕も。

こうした大掛かりな演出もCLならではと言えるだろう。

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