9月26日はミヒャエル・バラックやリカルド・クアレズマの誕生日だ。他にもテニスプレイヤーであるセレナ・ウィリアムズなどが誕生日だというが、今回はクアレズマにフォーカスをあてて彼のプレーぶりを振り返ってみよう。
クアレズマは1983年生まれの33歳。高いドリブルテクニックとトリッキーさが武器のウィンガーだ。現在はベシクタシュでプレーするが、「RQ7」「ジプシー(El Cigano)」「ハリーポッター」の愛称でも知られている。
その言葉通り、誰にもまねできない悪魔的テクニックを持ちながら、継続性やエゴイズムがもとで監督によって好き嫌いが分かれ、イタリア、イングランド、中東など世界各国のビッグクラブを移り歩いてきた。
Trivela(トリヴェラ)
彼のプレーを表す言葉としては「トリヴェラ(Trivela)」があげられる。アウトフロントキックを意味するポルトガル語だ。同じポルトガル語圏出身の選手ではロベルト・カルロスらが好んだことでも知られている。
2008年のuafaの特集に対して、「ゴールチャンスの時にトリヴェラを使ったら外したことがないんだ」とGKでの1VS1で自信を見せた。また、シュートだけでなくクロス、パス、フリーキックなど色んな場面で見ることができる。
クアレズマは言う。「フリーキックは試合を決める大事なチャンス」「回転をかければかけるほどゴールキーパーにとって難しくなる」と。
ちなみに、スポルティング下部組織出身でクリスティアーノ・ロナウドの先輩にあたる。彼とは同じクラブで育ち友達であり、ロナウドはファンタスティックな選手だと賛辞のコメントを送っている。