日本も参戦しているAFC U-16選手権。グループステージが終わり、これから準々決勝が始まる。
そんななか、物議を醸しているプレーがあった。グループDの最終節、北朝鮮対ウズベキスタン戦での出来事だ。
Match Report | #Uzbekistan defeat #DPRKorea 3-1 to secure top spot in #AFCU16 Group D https://t.co/CUGbrqrw2w pic.twitter.com/zRaM26hKEN
— The-AFC.com (@theafcdotcom) 2016年9月23日
スコアレスで迎えた後半4分…。
ウズベキスタンのGKがパントキックを蹴り上げた場面。これを北朝鮮GKが飛び出して対応しようとするも、完全に目測を誤ったうえに転んでしまいまさかのゴールイン…。
ミスというにはあまりにも不可思議なプレーに見える。
北朝鮮はこれで先制を許すと、その後も緩慢なプレーから2失点(下記動画39秒~、1分5秒~)。
この後に1点を返したものの北朝鮮は1-3で敗戦。両チームともに第2戦を終えた段階で勝ち抜けは決まっていたが、この結果、勝ったウズベキスタンが1位、北朝鮮が2位でそれぞれ決勝トーナメントへ進出することが決まった。
2位になるのを狙ったかのようにも思える北朝鮮だが、ユン・ジョンス監督は「今日はかなり多くの変更を行った。準々決勝に備えなければならないのでね。まだこの大会でプレーしていない選手たちに経験を積ませたかった。そして、このレベルでの彼らの能力を見たかった」とコメント。
この日先発した18番のGKも今大会初出場だった。なお、彼は81分にベンチに下がっているのだが、AFC公式によればDFと交代したようだ。
もしこれが誤記でないとすれば、謎である…。
一方、ウズベキスタンの監督は「正直、自分のチームでGKが得点したのを初めて見た。相手のGKは何度がミスをしていた。我々の目指しているのは、どんな試合にも勝利することだ」と述べている。
なお、準々決勝の組み合わせはこうなった。
オマーンvs北朝鮮
日本vsUAE
ウズベキスタンvsイラク
ベスト4に進出した代表国は、来年のU-17W杯の出場権を手にすることになる。