UEFAヨーロッパリーグ開幕節、マンチェスター・ユナイテッドはフェイエノールトに0-1で敗れ黒星発進となってしまった。

ユナイテッドはこれで2連敗。そして、今季からユナイテッドの指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョは開幕6試合で2敗を喫したことになる。『Opta』によれば、初めてチェルシーを指揮した際には開幕40試合で2敗だったという。それがわずか6試合で…。

さらに『Dailymail』によれば、モウリーニョはここ31試合で13敗を喫しているという。この期間だけに限れば、4割以上で負けていることになる。

敗戦の内訳はこうなる。

▼ユナイテッド
2016.9.15 vs フェイエ:0-1
2016.9.10 vs マンチェスタ・シティ:1-2

▼チェルシー
2015.12.14 vs レスター:1-2
2015.12.5 vs ボーンマス:0-1
2015.11.7 vs ストーク:0-1
2015.10.31 vs リヴァプール:1-3
2015.10.27 vs ストーク:1-1(PK4-5)
2015.10.24 vs ウェストハム:1-2
2015.10.3 vs サウサンプトン:1-3
2015.9.25 vs ポルト:1-2
2015.9.12 vs エヴァートン:1-3
2015.8.29 vs クリスタル・パレス:1-2
2015.8.16 vs マンチェスター・シティ:0-3

そして、チェルシー時代とユナイテッド着任後のこの12か月間での勝率は37パーセントほどだそう。

2013-14シーズン(勝率65.79%)、2014-15シーズン(勝率68.42%)と比較するとかなり落ち込んでいる。とはいえ、ユナイテッドではまだ指揮をスタートさせたばかりであり、何かを断言するには時期尚早だろう。フェイエ戦後、指揮官はこう述べていた。

ジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド監督)

「いいプレーを90分間はできなかった2試合だった。だが、もっといい結果にふさわしい2試合でもあった。

(立ち直るのは)簡単だとは思わない。だがゲームは別個だ。

新しいイベントであり、別の試合だ。ゼロから始まるし、前の2試合とは何ら関係ないと思うね。

試合に負けている時は間違いなくムードやフィーリングは普段通りじゃない。

それは普通のことだ。だが、我々には経験があり、選手たちはグッドガイだ。

彼らが勝ちたがっているのも、取り組みたがっていることも私は知っている。それが我々がやらなければならないことだ。

選手たちはプロだ。再びプレーする強いメンタリティを持っていなければならない」

ユナイテッドは週末、アウェイでワトフォードと対戦する。

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