アイルランドとのプレーオフに敗れ、EURO2016への出場権を逃したボスニア・ヘルツェゴビナ代表。
今年6月にはキリンカップで優勝を果たすなど、主力抜きでも十分に戦えることを証明した。
そんなボスニア・ヘルツェゴビナ代表は6日、ホームにエストニアを迎えワールドカップ予選の第1節を迎えた。
試合は5-0とエストニアを一蹴したのだが、3点目のゴールは圧巻であった。
2-0とリードして迎えた71分、ボスニア・ヘルツェゴビナはコーナーキックを獲得する。
キッカーは世界屈指のプレースキッカー、ミラレム・ピャニッチ。ボスニア・ヘルツェゴビナには大柄な選手が多いためそのまま中へと入れてくるかに思わたのだが、ピャニッチはペナルティエリアの外側へキック…。
するとここにハリス・メジュニャニンが飛び込み、豪快にボレー!ボールはニアサイドへと突き刺さり、ボスニア・ヘルツェゴビナが試合を決定付ける3点目を手にした。
ピャニッチの精度も流石だが、これを綺麗に合わせられるメジュニャニンの左足も素晴らしい。ゲームなどで誰しも一度は挑戦した見たくなるような、美しいボレーシュートである。
試合はこの後ボスニア・ヘルツェゴビナが2点を付け加え、5-0でタイムアップ。2018年ワールドカップに向けた重要な初戦を、見事勝利で飾った。
ボスニア・ヘルツェゴビナは10月、ワールドカップ予選でベルギーとキプロスとそれぞれ対戦する。