インターナショナルマッチウィーク中も、日本サッカー界はカップ戦が開催中。
先週末、ルヴァンカップの準々決勝4試合が行われ、サンフレッチェ広島はアウェイでガンバ大阪と対戦した。
エディオンスタジアム広島で開催された1stレグは1-1。
市立吹田サッカースタジアムでの2ndレグは全部で9ゴールが生まれる乱打戦となったのだが、なかでも凄かったのは広島の2点目だ。
1-2とリードされ迎えた55分…
広島が誇るレフティ、森﨑浩二がこのフリーキック!
ボールはG大阪の壁の一番端からグイッと曲がり、そこからゴールネットに突き刺さった。これには藤ヶ谷陽介も反応できず…。
最近では負傷が多く、出場機会が激減している森﨑浩司。
セカンドステージに入ってからは前節のベガルタ仙台戦が初めての出場であり、先発出場はこの日のG大阪戦が初めてだった。
試合後、久しぶりの先発出場について森﨑は「久しぶりにピッチに立てた喜びもありましたし、どうにかチームに貢献して次のラウンドに進みたいなと思っていたので、それができなくて非常に残念です」とコメント。
また、「自分のゴールが取れたことは良かったですけど、ほんと天国から地獄に突き落とされたような試合になってしまったなと思います」と複雑な心境を話している。
なお、森﨑のゴールで逆転に成功した広島であったが、この後続けて4失点。2戦合計4-7でG大阪が3年連続となる準決勝に進出している。