2年後、2018年のAFC女子アジアカップは中東のヨルダンで開催される。

9月4日、タイのチョンブリで行われたAFCの女子委員会で決定したもので、第19回となるこのアジアカップでは初めて西アジアでの開催となった。

今まで最も西で行われた同大会は第3回、1979年のインド開催。ヨルダン女子代表も強化が続けられ、前回の2014年5月に開催されたベトナム大会には西アジアから初めて本大会出場を果たし、なでしこジャパンともグループリーグで対戦した。

直前の同年4月に行われた第5回西アジア女子選手権では、自国の首都アンマン開催という地の利もあって3大会ぶり3度目の優勝を果たしている。

同委員会のモヤ・ドッド委員長は「西地区での開催という画期的な決定で、ヨルダンサッカー協会(JFA)を祝福する。今月末から始まるFIFA U-17W杯の開催地としても脚光を浴びるだろう」と述べ、アジアでの女子サッカーの普及と投資にも期待を込めた。

なお、ヨルダン戦に7-0で快勝したなでしこジャパンはこのベトナム大会で初優勝しており、今回はディフェンディングチャンピオンとして、かつリオ五輪予選敗退からの再建として2017年12月に日本で開催される東アジアカップに続くアジアでの挑戦となる。

また、同委員会では2017年に行われる年代別大会の開催地についても決定した。U-19選手権は中国の南京、U-16選手権はタイのバンコクで開催される。さらに、女子版のアジアクラブ選手権の実験的な開催についても議論したという。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介