まずは3分のシーン。

この場面ではダニエル・デ・ロッシに対してジブリル・シディベが足を出してファウルに。

主審のカイペルスは笛を鳴らしてゲームを止めたが、映像を確認したビデオ・アシスタント・レフェリーからの助言もあり、レッドカードではなくイエローカードを提示した。

ビデオを用いてはいるが、見ての通りゲームが止まってから最終的なジャッジ(カードの提示)までにそう時間はかかっていない。

2度目のシーンは33分。

コーナーキックをデ・ロッシがヘディングで合わせると、これがフランスDFレイヴァン・クルザワがこれを大きくクリア。しかし、デ・ロッシをはじめとしたイタリアの選手たちはクルザワのハンドを主張しPKをアピールした。

クルザワのクリアがタッチラインを割ると、カイペルスがゲームを一時中断。ビデオ・アシスタント・レフェリーに意見を求め、その結果ハンドではないことが明らかに。試合はフランスのスローインから続行した。

まだまだ試験段階にあるビデオ・アシスタント・レフェリー制度。11月15日に行われるイタリア対ドイツのフレンドリーマッチでも、テスト予定であるという。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手