この日、欧州各地で行われたW杯予選。グループEでは、ポーランドがカザフスタン相手に2-2の引き分けを演じた。
カザフスタンの首都アスタナに乗り込んだポーランド。前半で2点のリードを奪うも、後半に2失点して追いつかれるという展開であった。フル出場したポーランドDFマツェイ・リブスも「残念だ。失望しているし、今日の結果には謝ることしかできない」とうなだれていたという。
そんな試合ではポーランドのエースFWロベルト・レヴァンドフスキと相手選手の間にこんな出来事も。
肘がエルドス・アフメトフ(6番)の顔面にヒット。さらに、バウルジャン・イスラムハン(9番)に対してはチョークホールドを決めるような形に…。
アフメトフは鼻から出血していたが、悪質なエルボーには見えなかった。
ただ、チョークホールドのほうは一瞬マジ気味に入っており、イスラムハンも苛立ちを露わにしていた。
ちなみに、 レヴァンドフスキは亡父から柔道とボクシングを教え込まれていて、あのヴァンサン・コンパニを投げ飛ばしたこともある。
この後、レヴァンドフスキにはイエローカードが提示されており、両チーム合わせて合計10枚のイエローが飛び交う激しい試合となったようだ。
なお、レヴァンドフスキはPKで1得点をマーク。代表通算36ゴールとなり、同国史上歴代5位に浮上している。