『FourFourTwo』は「フランス代表のディディエ・デシャン監督は、アントニ・マルシャルは一貫性に欠けると話した」と報じた。
昨季モナコからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、初年度から活躍を見せたマルシャル。フランス代表にも定着し、EURO2016にも出場を果たした。
しかし、EURO2016では思ったような活躍ができず、今季ジョゼ・モウリーニョ新監督の下では目立ったプレーを見せられていない。
デシャン監督は彼について以下のように話し、多くの試合に出場してきたことの影響を指摘しつつも、一貫性を手にする必要があると語った。
ディディエ・デシャン
「アントニは非常に早くシーズンをスタートさせた。彼はすでに多くのシステムでプレーしてきた。それは我々のものとも違うものだ。
彼はもっと一貫性を必要としている。そのクオリティにかかわらずね。彼は試合で違いを作ることができる。なぜなら、彼はスピードがあり、パワフルな選手であり、点を決めることもできればアシストもできる。
この年齢ではすでに多くのことを証明してきたとしても、彼はまた次のステージに進まなければならない。
彼は数週間、数ヶ月というスパンで一定レベルのパフォーマンスを維持していく必要があるのだ。
多くプレーしてきた。彼は昨季最も多く試合に出てきた選手の一人だ。そして、EUROで少しフィットしなかったのはそれが理由だ。
彼は多くのクオリティを持っている。私はすでにそれを彼に伝えているし、アントニはそれに気づいている。しかし、彼は自分をもっとプッシュして、もう少し努力しなければならない。
これは彼の精神状態の話だ。そういうことなので、彼は自分自身と少し戦わなければならないよ。長期的に高いレベルをキープするため、強さを手にしなければいけない」
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