先週開幕したスペイン1部リーグ。

昨季16位だったグラナダは、ギジェルモ・オチョア(マラガ)、ジェレミ・ボガ(チェルシー)、ジョン・トラル(アーセナル)、エセキエル・ポンセ(ローマ)、アンドレアス・ペレイラ(マンチェスター・ユナイテッド)、セルジ・サンペル(バルセロナ)といった選手たちをローンで補強している。

そのグラナダがクラブレコード規模の移籍金で獲得したのが、エクアドル人FWホセ・アングロだった。

21歳のストライカーは、今年のコパ・リベルタドーレスで決勝に進出したインデペンディエンテ・デル・バジェでブレイク。大会6ゴールを決めるなど活躍を見せ、この夏にリーガへ参戦するはずだった。

だが、このほどグラナダはショッキングな声明を発表した。それによれば、CONMEBOL(南米サッカー連盟)からアングロがドラッグテストに引っ掛かったとする公式通知が届いたという。

このテストはインデペンディエンテ・デル・バジェでリベルタドーレスに参戦している際に行われたものだ。

何に陽性反応を示したのかは明らかにされていないが、『Marca』ではコカインの疑いがあるとしている。グラナダはアングロを一旦出場停止にしており、再テストの結果次第で正式な処遇が決まる見込み。

5年契約を結んだばかりだが、薬物違反の場合は最大で2年間の出場停止処分が科される可能性がある。アングロはまだ新天地デビューすらしておらず、再テストの結果が注目される。

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