今夏のEUROでも印象的な活躍を見せた“トレパン”GKガーボル・キラーイ。40歳になった守護神は、大会後にハンガリー代表から退くことを発表している。

そのキラーイのプレーが、『uefa.com』の「THE UEFA SAVE OF THE SEASON」に選出された。

EUROやUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAユースリーグのなかで選ばれた10のセーブのなかから、ユーザー投票でランキングを決める形だった。そのなかで、キラーイは54,228票を獲得し、34.5%という断トツの得票率でNo.1に選ばれた(2位の得票率は14%)。

そして、そのセーブがこれだ。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

EURO2016 ラウンド16、対ベルギー戦でのプレー。

ケヴィン・デ・ブライネの強烈なフリーキックに対し驚異的な反応!指先で触れてゴールを阻止してみせた。この時キラーイはかなり痛そうな素振りを見せていたが、実は指を骨折していたという…。

ハンガリーメディア『Nemzeti Sport』が伝えている。

ガーボル・キラーイ

「中央の関節が折れた。GKグローブを通して、普通じゃない感覚があった。

私は戻って試合を続けたよ。痛みは感じなかった、アドレナリンが出ていたからね」

ハンガリーはこの試合に敗れて大会を去ることになったが、キラーイは指を骨折したまま残り35分間をプレーしていたようだ。凄すぎる…。

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