ジョゼップ・グアルディオラ監督就任後、マンチェスター・シティの守護神の座が危うくなっているジョー・ハート。

このほど行われたステアウア・ブカレストとのUEFAチャンピオンズリーグ予選プレーオフラウンド2ndレグにおいて、ようやく今季初出場を果たした。

シティは敵地での1stレグを5-0で勝利しており、かなりの余裕を持ってこの試合に臨んでいた。それでも、ジョー・ハートはシュート3本をしっかりセーブするなど、1-0の完封勝利に貢献。さらに、パス成功率も100%を記録した。

『Dailymail』によれば、ショートパス14本、ロングパス2本を成功させていたという。この事実を知らされるとハートはこう答えていた。

ジョー・ハート(マンチェスター・シティGK)

「Wow、信じられないね!

ここは自分がいたい場所だ。でもフットボールでは(様々な?)状況が起こる。俺たちは男だし、やるべきことをやるよ。

僕らにはトップの監督がいて、彼には彼なりの意見がある。この状況はそういうことさ」

「自分にとっては特別な夜だった。これまで多くのいい夜があったけど、今日は本当によかった」

自らパス成功率に驚いてみせたハートはシティは自分にとって特別な場所だとも述べていた。これを聞く限り、彼自身は退団について考慮していないようだ。

一方、グアルディオラ監督はハートについてこう言及していた。

ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)

「ここでジョーはレジェンドだということは知っているよ。

このクラブにとってどれほど重要な存在かもね。そして彼がこのクラブでやってきたことも。

彼は歴史の一部であり、我々の選手だ。ピッチ上でやってきたことだけでなく、ピッチ外においてもね。

だが、私がやって来た時に彼は私の決定やこのポジションに対する考えを知った。

私は決断を下すためにここにいる。

私も多くのミスを犯してきた。いいものもあれば悪いものもあった。だが私は誠実になろうとしている」

ハートはまだ我々の選手だともコメント。ただ、クラウディオ・ブラボの加入がついに決定し、今度どういう展開が待っているのか注目される。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名