アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネの長男、ジョバンニ。

アルゼンチン代表の一員として出場したU-20南米選手権では得点王に輝くなど結果を残していたことから欧州への移籍が確実視されていたが、このほどセリエA挑戦が明らかになった。

ジョバンニが加入するのは、三浦知良がプレーしたことでも知られるセリエAのジェノアだ。

1995年7月生まれの21歳。

父がリーベル・プレートの監督に就任した2008年に同クラブの下部組織に加入し、2013年にトップデビューを果たす。上述したU-20南米選手権で才能を開花させると、2015年からはバンフィエルドでプレー。

ポジションはFWで、相手DFの間に入ったり裏に抜けたりするセンスに秀で、こぼれ球に詰める嗅覚などは抜群。ほぼワンタッチでゴールを奪う天性のストライカーである。

そんなシメオネはこの夏リオ五輪に出場していたのだが、チームは無念のグループステージ敗退。シメオネ本人もノーゴールに終わるなど期待外れの結果となったのだが、このほどジェノアへの完全移籍が决定した。

『transfermarkt』によれば、移籍金は300万ユーロ(およそ3億4000万円)。

ジェノアは昨シーズンのセリエAでは中盤戦で5連敗を喫し降格圏の近くを彷徨っていたが、最終盤になんとか巻き返し11位でシーズンを終えた。

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