『PUNCH』は「ナイジェリアサッカー連盟のアマジュ・ピニック会長、スポーツ大臣のソロモン・ダラング氏が、五輪代表監督のサムソン・シアシア氏と会談した」と報じた。

先日から大きな話題の一つになっているナイジェリア五輪代表の窮状。連盟からは五輪が始まってからの手当しか支払われておらず、勝利ボーナスも来ないという状況から、選手は準々決勝のデンマーク戦をボイコットすると脅しているという。

それについてサムソン・シアシア監督も、「選手がそれを選択するなら正しい」と認めていることを明かし、本日の試合が行われるのかどうか注目されている。

しかしこのボイコット問題は連盟の動きを活性化させているようで、スポーツ大臣のソロモン・ダラング氏がシアシア監督と直接電話をし、状況を説明したとのことだ。

これらの話し合いによって緊張が緩和されていれば、デンマーク戦は無事に戦える可能性が高くなるだろう。

ソロモン・ダラング(ナイジェリアスポーツ大臣)

「私は今サムソン・シアシア監督との長い電話会談を終えたところだ。彼になぜ給与が支払われていないのかということについて、連盟の状況を説明した。

先週説明したように、我々はアフリカサッカー連盟(CAF)からいくらかのお金を受けとっている。そして、それをサムソン・シアシア監督、そしてU-20の監督の給与として使う。

ナイジェリアサッカー連盟の口座にお金は来ている。しかし、我々がそれにアクセスするまでには、まず財務省の口座に送らねばならない。支払い手続きはすでに行われている。

シアシア監督は、私と話す前にそれを確認していた。連盟の事務総長も彼に電話をし、説明していたからだ。

我々はこの難しい時間を経験している監督について無頓着ではない。これらの問題がありながらも、彼らが見せてくれた愛国心や努力を讃えたい」
アマジュ・ピニック(ナイジェリアサッカー連盟会長)

「ソロモン・ダラング大臣を賞賛したい。彼は、私が電話をかける前に、既に五輪代表のホテル代を決済するために会計士を派遣していた。

大臣はまた、試合に出場していない4名の選手についても手当を支払うように支持していた。我々は彼の努力を賞賛する」

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