『All Nigeria Soccer』は「ナイジェリアスポーツ大臣のソロモン・ダラング氏は、試合の勝利ボーナスは支払わないと選手に通告した」と報じた。
リオ五輪サッカー競技で開幕から2連勝し、グループリーグを首位で突破してみせたナイジェリア。
しかし先月行っていたアメリカでのキャンプから活動資金の支給が滞り、選手が自腹を切って参加するような状況に。現地への到着も遅れ、開幕戦当日にブラジル入りする羽目になった。
そして、準々決勝のデンマーク戦を前に、堪忍袋の緒が切れたチームは木曜日の練習をボイコット。このままであれば試合もスキップすると脅したのだ。
[Qoly] 手当は1日1万5千円…ナイジェリア五輪代表、準々決勝ボイコットへ https://t.co/z9WpaAHWYs
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月12日
記事によれば、この要求に対してナイジェリアスポーツ大臣を務めているソロモン・ダラング氏はキャンプにおいての手当については支払うことを約束したという。
しかし、その一方で試合ごとのボーナスについては支払うことを拒否しており、今のところ完全な解決を図る気はないようだ。
チームのある選手は以下のように語り、大臣との会話の内容を明かしている。
ある選手のコメント
「大臣は言っていた。彼は試合のボーナスについては知らないと。そして、キャンプにおいての手当だけを支払うと言ったのだ。
これは今チームに混乱をもたらしているものだ。しかし、我々は金曜午後の練習はやりたいと考えている」