『Africanfootball』は「ナイジェリア五輪代表のMFジョン・オビ・ミケルは、チームのホテル代と飛行機代を支払った」と報じた。
今月行われているリオ五輪サッカー競技で意外な活躍を見せているナイジェリア代表。
アメリカで行われていたキャンプでは連盟から活動費が支払われず、なんと選手であるミケルが大きな額を寄付したという話もあった。
[Qoly] 日本と五輪で戦うナイジェリアがやばい…ついにミケルが自腹切る https://t.co/xwqOxo86wo
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月29日
これは本人が後に否定をしているのだが、どうやらブラジルに入ってからも同じような問題に直面しているらしい。
ナイジェリアは1、2試合目をマナウスで、3試合目のコロンビア戦をサンパウロで行った。そして準々決勝はサルヴァドールへと移動している。
ところが、サンパウロで宿泊していたホテルの代金、そしてサルヴァドールに向かうための飛行機代が連盟から支払われなかったという。
しかも、それは選手だけではなく7名のスタッフ、5名の連盟役員に対しても同じだったとのことだ。
クレジットカードで決済しようとしたもののそれが受け付けられず、ホテルを出られない状況になったようだ。
そこで物事の解決に動いたのがミケルだったという。彼は18名の選手、7名のスタッフ、そして連盟の役員5名分のホテル代4千ドル(およそ41万円)を支払い、サルヴァドールに向かう飛行機代も負担したという。
チーム関係者は「ミケルがお金を払って我々を助けてくれた」と語っており、もしかしたらアメリカでの話も本当だったのかもしれない。