リオ五輪で日本代表と同グループとなったナイジェリア代表。
今大会はクラブ側に派遣義務がないことから、ナイジェリアも他の代表国同様に有力選手が抜けるなか、オーバーエイジのひとりとしてチェルシーのMFジョン・オビ・ミケルが招集されている。
そのミケルがポケットマネーで代表チームに寄付を行ったようだ。『African Football』のコラ・ダニエルのリポートとして、『Bleacherreport』が伝えている。
これまで当サイトでは何度も伝えてきた通り、ナイジェリアサッカー連盟は深刻な資金難に陥っており、五輪ボイコットさえ囁かれる状況にある。
来週日本戦のナイジェリア代表、五輪ボイコットの噂まで https://t.co/jrweCauLth #ニュース pic.twitter.com/M2PIQtwZik
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月28日
ダニエルによれば、ある選手がこう明かしたという。
ナイジェリア五輪代表選手
「ミケルはチームに3万ドル(およそ310万円)を寄付した。
ナイジェリアを出発して以降、僕らが(連盟から?)金を受け取っていないことは知っているだろう」
連盟に資金がないためミケルが滞在費?などを肩代わりするような形になっているようだ。
なお、ミケルはリオ五輪に派遣される85人のナイジェリア選手団のキャプテンにも任命されている。