なお、この試合ではアバディーン側にPKが与えられたシーンも物議を醸しているようだ。

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FWアダム・ルーニーが相手GKに倒された後、アバディーンの選手がゴールにボールを蹴り込んだ。

だが、主審はアドバンテージを適用してゴールを認めるのではなく、PKのジャッジを下した。しかも、GKへの判定はレッドカードではなくイエローカードであった。

アドバンテージについて競技規則ではこう記されている。

主審は、アドバンテージを適用するのかプレーを停止するのか判断するうえで、次の状況を考慮する。

▼反則の重大さ。違反が退場に値する場合、違反直後に得点の機会がない限り、主審はプレーを停止し、競技者を退場させなければならない。

▼反則が犯された場所。相手競技者のゴールに近ければ近いほど、アドバンテージはより効果的になる。

また、「明らかに決定的な得点の機会が続く場合を除き、著しく不正なファウルプレーがある状況ではアドバンテージを適用すべきでない。」とも明記されている。つまりこの場面では、GKにレッドカードを提示しないのなら、流してもよかったのかもしれない。それを含めて主審の判断になるのだろうが。

結局、この後ルーニーのPKは相手GKにストップされてしまい得点ならず。アバディーンとしてはなんともやるせない結果だろう。

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