JFA(日本サッカー協会)は3日、リオ五輪に出場する日本代表メンバーから久保裕也(ヤング・ボーイズ)が外れることを発表した。

ヤング・ボーイズの突然の招集拒否の発表から約1週間。霜田正浩ナショナルチームダイレクターがスイスに飛び、クラブと交渉を重ねたが決定は覆らなかった。

メンバー変更が認められる初戦の24時間前まで時間が迫っていることもあり、JFAは久保の招集を断念。バックアップメンバーに選ばれていた鈴木武蔵(アルビレックス新潟)を追加招集することが決まった。

無念の欠場となった久保は同日、「サポーターの皆様へ」と題し、自身の公式ブログを更新。

「応援してくれる皆様に歓喜の瞬間を届けられるよう全力で戦う準備を整えていましたが、所属クラブ・ヤングボーイズの意向に従うことになりました」と、欠場が正式に決まったことを報告した。

久保は「残念な気持ち、今は少し整理のつかない部分もあります」としつつ、

「僕はあくまでもヤングボーイズの選手であり、ヤングボーイズでの活躍があったからこその代表選出なので、しっかり気持ちを切り替え今度はフル代表でプレー出来る日を目標に更なる成長を誓いたいと思います」

と、気持ちを切り替え、今後はA代表を目標に戦っていくことを誓った。

さらに、関係者への感謝を述べたうえで、

「僕はスイスで目の前の試合に集中し、仲間の活躍と金メダルの獲得を強く強く願いたいと思います!!

と締め括った。

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