『AS』は「中国超級リーグの河北華夏幸福は、レアル・マドリーの中国U-20代表FWリン・リャンミンの獲得に向けて1000万ユーロを提示した」と報じた。
リン・リャンミン(林良铭)は昨年夏に広州富力から30万ユーロ(およそ3420万円)で獲得された選手。レアル・マドリーとプロ契約をしたアジア人としてはターイル・バワブ(ヨルダン)に続く二人目である。
昨季は主にフベニールAでプレーし、15試合で5ゴールを獲得。UEFAユースリーグでも出場するなど、期待されるタレントの一人である。
記事によれば、彼を中国に呼び戻したい河北は最初に700万ユーロ(およそ8億円)、さらに今回は1000万ユーロ(およそ11.4億円)というオファーを送ったという。
ユースの選手に対しての提示としては異例ともいえる額だが、レアル・マドリーはこれを拒否し、チームに残すことを決めたとのことだ。