サッカー界を陰で牛耳る大物代理人といえば、この2人だろう。
ポルトガル人のジョルジュ・メンデスと、イタリア人のミーノ・ライオラ。
#Euro2016, #Mendes vs #Raiola: prima disco e pizza, poi #CR7 e #Pogba #POR #FRA https://t.co/ezVJCJJ0UT
— LaGazzettadelloSport (@Gazzetta_it) 2016年7月10日
両者が抱えるクライアントたちから選んだベストイレブンで対決!という企画を『ESPN』が行っていた。なお、メンデス側は(M)、ライオラ側は(R)と表記。
GK:ダビド・デ・ヘア(M)× ジャンルイージ・ドンナルンマ(R)
ミランの超新星ドンナルンマは、『NEWブッフォン』と称されるかもしれない。だが、現実は本物のブッフォンでさえ現時点のデ・ヘアに対抗することはできないかもしれない。このスペイン人GKは世界No.1とはいえなくとも、世界最高の3人には入る。判定⇒デ・ヘア(メンデス)の勝ち。
RB:ニコ・オタメンディ(M)× イニャーツィオ・アバーテ(R)
メンデスのクライアントには、トップクラスのサイドバックはそれほど多くいない。よって、ここはオタメンディが埋めることになる。とはいえ、例え彼のセンターバックでのパフォーマンスであったとしても、ここ数年アバーテが見せてきたものには及ばない。判定⇒アバーテ(ライオラ)の勝ち。
CB:チアゴ・シウヴァ(M)× バルトシュ・サラモン(R)
シウヴァがリーグアンで多くのFWたちと対峙する時と同様、この対決も争いにならない。カリアリに所属するポーランド代表DFサラモンは、EURO2016では出場機会を与えられなかった。シウヴァの次元は違う。判定⇒チアゴ・シウヴァ(メンデス)の勝ち。
Bartosz Salamon(バルトシュ・サラモン)のプレースタイルなど
1991年生まれの25歳。EURO2016のメンバーにも選ばれたポーランド代表DF。
190cmを超える長身で空中戦やカバーリングに長けるほか、ボランチでもプレーできるほどの戦術眼とビルドアップ能力、ボールスキルを兼備している。時に強力なキックでプレースキッカーも担う。ブレッシャ・プリマヴェーラで育成され、一瞬だけミランにいたことも。2015年からカリアリ所属。