『ESPN』は、アーセナルの経営最高責任者(CEO)を務めているイヴァン・ガジディス氏のインタビューを掲載した。
昨季はレスター・シティに及ばず2位という結果に終わったアーセナル。今夏のマーケットではグラニット・ジャカと浅野拓磨、そしてロブ・ホールディングを獲得したものの、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらと比べると動きは遅い。
ガジディスCEOは以下のように話し、今後のプレミアリーグはレスター・シティのやり方がトレンドになっていくだろうと語った。
ただ、他のクラブの動きを見れば、それはまだ広まってはいないようであるが・・・。
イヴァン・ガジディス
「ビッグクラブが小さなクラブを経済的に虐めるようなことはできない。したがって、クラブ間の格差はより縮まっていくだろうと思っている。
今後は、『どれだけタレントを見つけられるか』、『タレントを開発できるか』が鍵だ。どれだけクラブの哲学を強くできるか。クラブとしてともに戦うことができるか。
医療面、フィットネスの面、分析面、心理学の面。それらすべてが差別化の要因になる。
レスター・シティはフランスの2部リーグから選手を獲得してきた。おそらく、我々が見落としている才能はそこにある。
彼らはタレントをうまく識別し、素晴らしい組織だけでなく、高いクオリティも手にした。
それはお金によって構築されたものではない。素晴らしいフィットネスワークや、他の要素によって構築されたのだ。
私はそれがプレミアリーグにおいて継続的なトレンドになるだろうと思っている」