『ESPN』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、夏のマーケットで大型補強を続けて行うことはないと話した」と報じた。

今夏サディオ・マネ、ジョエル・マティプ、そしてロリス・カリウスを獲得したリヴァプール。マネは比較的高額だったものの、マティプはフリー、カリウスはかなり安い額で獲得している。

『Die Welt』のインタビューでもクロップ監督は以下のように語り、リヴァプールと他のビッグクラブは違うと語っていた。

ユルゲン・クロップ

(マンチェスター・ユナイテッドやシティ、チェルシーが大きな補強を行っているようだが?)

「ジョゼ・モウリーニョやペップ・グアルディオラ、そしてアントニオ・コンテが、アルディ(ドイツのディスカウントストア)に行くはずがないからね」

そして今回記者会見で移籍について聞かれると、ビッグネームよりもチームを活かしてくれる選手が必要だと語り、大きな投資をむやみに行いはしないと話している。

ユルゲン・クロップ

「もし我々が選手の獲得に動いたとして、そこに明らかにチャンスが存在しないのでは意味がない。

今持っている選手をベストな状況にしてくれる選手を探さなければならない。私はこの選手たちに100%満足している。これまで獲得してきた選手にね。

毎年この時期は多くの期待がある。誰もがビッグネームや劇的な改善を期待する。なぜなら、知らない選手だったら『何をしているんだ?』ということになるからね」

(昨夏と違い、大きな投資は行わない?)

「我々が昨季いい試合をしたことを誰も考えていないんだ。マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティがこの選手を獲った、我々はこの選手を獲った・・・という形になる。

しかし、我々にとってそれは、来季のチームを構築し作り上げていくことなんだ。

我々は改善しなければならない。正しいと思える方向にね。特別な結びつきと正しいメンタリティを持ったチームを構築しなければいけない」

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)