『Mirror』は「中国超級リーグの上海上港は、レスター・シティのフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に向けてオファーを送った」と報じた。
昨季カーンからレスター・シティに入団し、瞬く間にチームの中心的な存在となったエンゴロ・カンテ。圧倒的な運動量と攻守にわたる貢献によって、レスターを驚きのリーグ優勝に導いた。
今年になってフランス代表にも招集され、すぐに存在感を発揮。EURO2016のメンバーにも選出され、10日には決勝戦に臨む。
彼には多くのビッグクラブが注目しており、レアル・マドリー、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどがオファーを準備しているとも言われている。
そして今回彼の獲得レースに進出してきたのが中国で大きな資金力を見せている上海上港。
先日はブラジル代表FWフッキを移籍金6000万ドル(およそ59.9億円)、年俸2000万ユーロ(およそ22.1億円)といわれる強烈な額で引き抜き、世界的に大きな話題になった。
彼らはエンゴロ・カンテの獲得に向けて3500万ポンド(およそ44.9億円)の入札を行ったとのことで、それには及ばないとはいえまた何とも大きな数字である。
明日フランス代表での戦いを終えるカンテはその後自身の去就を決めると言われている。今後の動きには大きな注目が集まりそうだ。
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