『L’Equipe』のジャーナリスト、ギヨーム・デュフィは「マンチェスター・ユナイテッドは、パリ・サンジェルマンに所属しているフランス代表MFブレーズ・マテュイディの獲得に近づいている」と報じた。

ジョゼ・モウリーニョ新監督は先日記者会見を行い、今夏は主に4名の獲得を行うという情報を示唆している。

ブレーズ・マテュイディは1987年生まれの29歳。サンテティエンヌ時代は松井大輔選手とも同僚だった左利きのボランチで、圧倒的な運動量とスピードを生かした攻守への幅広い貢献で知られる。

Qolyではエンゴロ・カンテを『NEXTマテュイディ』と呼んでいたこともあり、タイプとしては似ている。マンチェスター・ユナイテッドはカンテに関心があると言われていたが、そのセカンドオプションであるかもしれない。

マンチェスター・ユナイテッドは今夏ビジャレアルからエリック・バイリーを獲得。さらに先日ズラタン・イブラヒモヴィッチとの契約を発表しており、そしてヘンリフ・ムヒタリャンもほぼ移籍が確定している。

マテュイディは彼ら2名と同じミーノ・ライオラ代理人の顧客であり、コンタクトについてはかなり取りやすい状況にあることも確かだ。

移籍金はおそらく2500万ユーロ(およそ30.8億円)程度になると伝えられており、すでにメディカルチェックのためにマンチェスターを訪れているという報告もある。

【次ページ】他の3名のボランチ