EURO2016、ポルトガルはポーランドをPK戦の末に下して準決勝進出を決めた。
PK戦の直前にはこんなシーンがあった。
キャプテンであるクリスティアーノ・ロナウドが、ジョアン・モウティーニョに気合いを注入!『ESPN』によれば、こう口走っていたそうだ。
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表FW)
「ヘイ!来て蹴るんだ、来い。
うまく蹴るんだ!もし負けた時はくそったれだ。
強い気持ちを持て!カモン! うまく蹴るんだ、カモン!
今、神の手中にある!」
ロナウドは1人目、モウティーニョは3人目のキッカーだった。結果、ポルトガルは5人全員が成功。ロナウドのキャプテンシーが垣間見えたシーンであった。
フェルナンド・サントス監督によれば、実はモウティーニョは足の筋肉に違和感を感じていたという。そんな彼にロナウドは強い気持ちを持てと鼓舞していたようだ。
指揮官は「ロナウドはキャプテンとしての責務を果たした。彼(モウティーニョ)に話しかけ、チームが信頼していることを伝え、シュートを決めることを求めた。私からすれば、ロナウドは素晴らしい心構えをしているよ」と讃えていた。