『L'Equipe』は「ハンガリー代表MFアーダーム・ナギの移籍話が止まっている」と報じた。

現在行われているEURO2016に出場する選手の中で、有数の若手選手であるといわれているアーダーム・ナギ。

まだ21歳という年齢でありながらもハンガリー代表の中心的な存在となり、多くのクラブから注目を集めている。

交渉に至っているといわれていたのは4クラブだ。オーストリアのラピド・ウィーン、フランスのマルセイユ、ポルトガルのベンフィカ、そしてイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンとレスター・シティである。

そのうち、最も先に接近を試みたのはマルセイユだという。ただ、財政難も抱えている彼らはフェレンツヴァーロシとの移籍金交渉がうまくいっていないようだ。

マルセイユは150万ユーロ(およそ1.8億円)という価格を提示したようだが、それはまだ受け入れられてはいないとのこと。

そして次に接近したのがサウサンプトン。ナギとは高度な交渉にまで進んだと伝えられているものの、それも現在は止まっているとみられる。

その理由は、サウサンプトンへの就任が決まったクロード・ピュエル監督の意向であるという。まず補強をする前にチームの戦力を確認したいという方針であるようだ。

複数クラブが激しい争いを繰り広げるアーダーム・ナギの獲得レース。最終的には誰が勝利することになるのだろうか?

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