欧州各国リーグの2015-16シーズンが終了してもうじき1ヵ月。

コパ・アメリカ・センテナリオにEURO2016と世界のサッカーシーンはすっかり代表モードだが、2016-17シーズンの開幕はもうそこまで迫っている。

そんななか、リヴァプールは今夏予定しているプレシーズンマッチの内訳を発表した。

リヴァプールにとっての今夏は、ユルゲン・クロップが率いて迎える初めてプレシーズンだ。

7月はトランメア・ローヴァーズやフリートウッド・タウン、ウィガン、ハダーズフィールド・タウンといったイングランド下部リーグに所属するチームとの対戦が決定しており、その後はアメリカに出発。

近年では恒例となったインターナショナル・チャンピオンズ・カップに出場し、チェルシーやミラン、ローマといったビッグクラブと相見える。このあたりから、選手も新シーズンを意識し始めるかもしれない。

そしてその後にも試合は予定されているのだが、ラスト2試合がとんでもなくハードであった。

まずはイギリス時間8月6日(土)にウェンブリーでバルセロナと対戦。ルイス・スアレスにとっては、バルセロナ移籍後初めてリヴァプールと顔を合わせることになるかもしれない。

そしてその翌日7日(日)にはクロップ監督の古巣でもあるマインツと親善試合を行うというのだ。

マインツ戦のキックオフ時間はイギリス時間7日午後2時25分。これは、バルセロナ戦のおよそ22時間後である。

シーズン開幕直前のこのタイミングで、中1日なんて選手のコンディションが心配になってくる…(国内での移動ならまだしも、リヴァプールはこの短時間の中でロンドンからマインツへと向かうことになる)。

2016-17シーズンのプレミアリーグは、8月13日(土)に開幕する。これはバルセロナ戦のちょうど一週間後であるが、開幕戦で激突するのは難敵アーセナル。万全のコンディションでこの一戦を迎えることはできるだろうか?

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