21日、中国超級リーグの江蘇蘇寧は「新監督としてチェ・ヨンス氏を招聘した」と公式発表した。
契約期間については2年半。本日行われる安山警察庁とのFAカップを戦ったあと、チェ・ヨンス氏は中国へと渡ることになる。
かつてジェフユナイテッド市原、京都パープルサンガ、ジュビロ磐田などでプレーしたことで知られるチェ・ヨンス氏。
2006年にFCソウルで現役引退後アシスタントコーチとなり、2011年にヘッドコーチに昇格。
Kリーグ優勝1回、FAカップ優勝1回、そしてAFCチャンピオンズリーグ準優勝一回などの結果を残し、指導者としても評価を高めた。
江蘇蘇寧(当時は江蘇舜天)は昨年夏にもチェ・ヨンス氏の引き入れに動き、年500万ドル(およそ5.2億円)という給与を提示したと言われているが、その際には断られている。
今季大枚を叩いてラミレス、アレックス・テイシェイラなど大物選手を獲得した江蘇蘇寧であるが、中国超級リーグでは現在3位。
AFCチャンピオンズリーグではすでに敗退しており、投資額と比べてやや不本意な成績に甘んじている。
今月初めにはルーマニア人監督のダン・ペトレスク氏を解任しており、その後は暫定監督の元でトレーニングが行われていた。