『Le 10 Sport』は「リールに所属しているモロッコ代表MFソフィアヌ・ブファルの代理人は、バルセロナとの会談を明かした」と報じた。
今夏のマーケットにおいて注目されている選手の一人、ソフィアヌ・ブファル。昨年1月に当時2部のアンジェからリールへやってきたばかりであるが、その圧倒的なテクニックでフランスサッカーのファンを魅了した。
あたかもフリースタイラーがピッチに降り立ったかのような多彩なトリックでディフェンダーを翻弄する姿は、各国のビッグクラブから注目を集めている。
性格やスタイルは違うものの、同じリールでブレイクしたこともあって「新しいアザール」とも呼ばれている。
[Qoly] 「本当に凄い世界のドリブラー」がやった!憎たらしいほどのスキル https://t.co/HRDNeNrMuU
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年2月9日
彼の獲得に動いているというチームは数多い。メディアに名前が出ているだけでも、アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリー、ボルシア・ドルトムントなど書ききれない。
代理人を務めているイヴァン・ル・ミー氏は以下のように話し、数週間バルセロナと会談を行ってきたことを明らかにした。
なお、コメントの中にはEUROに出ている監督を雇うクラブとも接触しているという言葉があり、これはまずチェルシーのことだろうと推測されている。
イヴァン・ル・ミー
「我々は、FCバルセロナの首脳陣とこの数週間会談を行ってきた。そこに関心は存在する。
今はソフィアヌ・ブファルのリアクションを待っている。バルセロナに行って、リオネル・メッシやルイス・スアレス、ネイマールと競争するのか。あるいは、スタメンで起用される他のクラブに行って、その才能を発揮するのか。
他の3クラブとも会談を始めている。
しかし、そこは監督を交代させるか、あるいは現在EUROに出場している監督を雇うことになるクラブだ。
イングランドからも関心がある。しかし、そのマーケットはまだ始まったばかりだからね。
取引については2000万〜2500万ユーロ(およそ23.3~29.2億円)程度だ。それはもちろんまだ解決されていない」