『Le 10 Sport』は「リールに所属しているモロッコ代表MFソフィアヌ・ブファルの代理人は、バルセロナとの会談を明かした」と報じた。

今夏のマーケットにおいて注目されている選手の一人、ソフィアヌ・ブファル。昨年1月に当時2部のアンジェからリールへやってきたばかりであるが、その圧倒的なテクニックでフランスサッカーのファンを魅了した。

あたかもフリースタイラーがピッチに降り立ったかのような多彩なトリックでディフェンダーを翻弄する姿は、各国のビッグクラブから注目を集めている。

性格やスタイルは違うものの、同じリールでブレイクしたこともあって「新しいアザール」とも呼ばれている。

彼の獲得に動いているというチームは数多い。メディアに名前が出ているだけでも、アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリー、ボルシア・ドルトムントなど書ききれない。

代理人を務めているイヴァン・ル・ミー氏は以下のように話し、数週間バルセロナと会談を行ってきたことを明らかにした。

なお、コメントの中にはEUROに出ている監督を雇うクラブとも接触しているという言葉があり、これはまずチェルシーのことだろうと推測されている。

イヴァン・ル・ミー

「我々は、FCバルセロナの首脳陣とこの数週間会談を行ってきた。そこに関心は存在する。

今はソフィアヌ・ブファルのリアクションを待っている。バルセロナに行って、リオネル・メッシやルイス・スアレス、ネイマールと競争するのか。あるいは、スタメンで起用される他のクラブに行って、その才能を発揮するのか。

他の3クラブとも会談を始めている。

しかし、そこは監督を交代させるか、あるいは現在EUROに出場している監督を雇うことになるクラブだ。

イングランドからも関心がある。しかし、そのマーケットはまだ始まったばかりだからね。

取引については2000万〜2500万ユーロ(およそ23.3~29.2億円)程度だ。それはもちろんまだ解決されていない」

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