『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのラツィオは、マルセロ・ビエルサ新監督のためにフェルナンド・ジョレンテとマウリシオ・イスラの獲得を検討している」と報じた。
先日メディアが報じて話題になったマルセロ・ビエルサ氏の去就。昨年マルセイユをわずか1試合で退任して以降フリーになっていた彼が、ラツィオと契約する可能性が高いという話だ。
世界最高レベルの戦術家と言われる彼が、ついに戦術の本場たるセリエAに乗り込むことになるのではないか。そのような言葉が期待を煽っている。
契約交渉についてはまだ完了していないものの、合意にはかなり近づいていると考えられている状況だ。
そして、ラツィオは彼が監督になった場合、教え子である2名の有力選手を獲得に向かうようだ。
一人はアスレティック・ビルバオ時代のエースであるフェルナンド・ジョレンテ。そして、もう一人はチリ代表のマウリシオ・イスラだ。
前者は今季セビージャであまり活躍することができず、かつてプレーしたイタリアに戻りたいという意思があるという。
後者は今季ユヴェントスからマルセイユに貸し出されているが、財政的な問題があるために完全移籍の可能性は低く、イタリアに戻ってくることが予想されている。
イタリアとビエルサを知り尽くした彼ら2名がやってくるとすれば、難しいと言われる彼の戦術の実現に大きな助けになるはずだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ