昨年のコパ・アメリカで地元チリを優勝に導いたアルゼンチン人監督ホルヘ・サンパオリが退任した。
そのチリ代表監督の後任人事を巡る話題を『tycsports』が伝えている。
Bielsa rechazó la oferta para dirigir a la Roja, hay otros tres argentinos en carpeta: https://t.co/I0WZ1Nu6GX pic.twitter.com/IVVeeoPdJZ
— TyC Sports (@TyCSports) 2016, 1月 24
それによれば、最初にアプローチされたのはかつてチリ代表を率いた経験のあるマルセロ・ビエルサだったそう。サンパオリが信奉していたアルゼンチンの先輩でもあるビエルサだが、これを断ったとのこと。
ANFP(チリサッカー連盟)の新会長であるアルトゥロ・サラーが「ビエルサはオプションから除外した。代替案を探している」と述べたとされている。
代替候補者は10~12人ほどいるとも語ったそうだが、『tycsports』では3人のアルゼンチン人指揮官が有力だとしている。
1人目はマルセロ・ガジャルド。40歳になったばかりの彼は現在リーベル・プレートの監督を務めている。
2人目はエドゥアルド・ベリッソ。46歳の元アルゼンチン代表DFはセルタで指揮を執っている。
そして、3人目はアレハンドロ・サベーラ。2014年のW杯でアルゼンチン代表を指揮した彼は61歳。そのW杯後に退任し、多くの噂があったが、今はフリーの身だ。
チリ代表は3月にW杯予選が控えており(しかも相手はアルゼンチン!)、早急に監督を見つける必要がある。サラー会長はガジャルドとサベーラに言及したというが、新監督もアルゼンチン人…という結末になるのだろうか。