EURO2016 グループD、トルコはスペイン戦に0-3で敗れ2連敗となった(まだ敗退が決まったわけではない)。

スペイン戦は48分までに3点を奪われる苦しいだったのだが、後半にはキャプテンであるアルダ・トゥランに痛烈なブーイングが浴びせられていた。

65分以降、アルダはボールタッチのたびに味方であるはずのトルコサポーターからブーイングされていた。また、「アルダ、出てけ」との罵声も起きていたという。

エムレ・モール曰く、「トルコの人々はとても感情的」だそうで、不甲斐ないチームを引っ張る立場にあるアルダがその標的にされたようだ。そんな彼に対し、スタンドのスペインのサポーターからは応援する声も起きていた。

また、試合後にはリーガでともにプレーしてきたスペイン代表選手たち、そしてトルコの関係者たちからアルダが慰められる場面もあった。

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アルダは第1戦クロアチア戦で敗北を喫した後、英紙『guardian』でこう語っていた。

アルダ・トゥラン(トルコ代表キャプテン)

「名前は言いたくないが、僕らには若い選手たちがいる。彼らは国を代表するためにベストを尽くしている。

15戦無敗の後、負けたのはたった一度だ。一度だけ。なのに、こんなひどいやり方で彼らは非難されている。

試合後、僕は自分自身を批判し、チームメイトたちを祝福した。(負けることは)普通じゃない、それが起きた。

責任は自分にある。動揺したし、失望した。自分の国において僕への攻撃は本当にひどいものだからね」

味方であるはずのサポーターからのブーイングは選手にとって辛いものであるはず。『foxsports』によれば、ファティ・テリム監督も「間違いなくチームに影響があった」と述べていたという。

また、バルセロナのチームメイトであるアンドレス・イニエスタも、こう語っていたそう。

アンドレス・イニエスタ(スペイン代表MF)

「選手にとって味方であるファンからのブーイングを経験するのは厳しい状況だ。

後味の悪さが残った。アルダにとってもね。

それから、常にチームメイトたちの幸運を祈ってきたように、彼の残りの試合での成功を祈っているよ」

トルコの第3戦の相手はチェコ。できれば、今回のような悲しいシーンは見たくないが…。