『Daily Trust』は「ナイジェリア五輪代表監督を務めているサムソン・シアシア氏は、オーバーエイジの一人をGKダニエル・アクペイにすることを考えている」と報じた。

ダニエル・アクペイは1986年生まれの29歳。2005年ワールドユース、2008年北京五輪のメンバーであり、2014年アフリカネイションズカップ、同年のワールドカップでリザーブメンバーに入っていたキーパーだ。

これまでフル代表での実績は乏しいものの、昨年ヴィンセント・エニェアマの怪我によってスタメンに抜擢され、南アフリカ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。

これまではガブロス・インターナショナル、ナサラワ・ユナイテッド、ハートランド、ウォリ・ウルヴズと国内でプレーしてきたが、今は南アフリカのチッパ・ユナイテッドに所属している。

ナイジェリアのキーパーらしく瞬間的な反応とバネに長けており、当たりだすとなかなか割らせないタイプだ。

ナイジェリア五輪代表、通称『ドリームチーム』の守護神はエマニュエル・ダニエルが務めてきたが、先日の水原トーナメントでボロボロになってしまった。そのため、サムソン・シアシア監督はこのチームに経験豊かなキーパーが必要だと決断したようだ。

アクペイはチッパ・ユナイテッドでのプレシーズンキャンプが7月6日に始まってしまうため、大会直前まで合流はできないそう。しかし、彼は2005年、2008年とサムソン・シアシア監督の下でプレーしており、意思疎通には全く問題ない選手でもある。

リオ五輪では日本代表が初戦でぶつかるナイジェリア。韓国では守備に大きな問題を抱えていることを露呈したが、経験豊かな選手が入れば変わってくるかも・・・。

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