『Telegraph』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタを獲得することを検討している」と報じた。

2012年夏にマルセイユから650万ポンド(およそ9.9億円)でチェルシーに加入したアスピリクエタ。右サイドだけではなく、左サイドでも起用されるなどプレーの幅を広げ、世界でも屈指のサイドバックとして名を上げてきた存在だ。

バルセロナは先日ダニ・アウヴェスの退団が決定し、その後釜を探さなければならない状況となっている。

これまでも数人の候補が浮上してきたが、今回名前があがってきたのがアスピリクエタ、そしてもう一人。

『Mundo Deportivo』は「バルセロナは、サウサンプトンのポルトガル代表DFセドリック・ソアレスに関心を寄せている」と報じた。

セドリック・リカルド・アウヴェス・ソアレス、通称“セドリック・ソアレス”は1991年生まれの24歳。スポルティング時代に田中順也と、そして現在は吉田麻也とチームメイトの右サイドバックだ。

各年代のポルトガル代表に入ってきたエリートであり、小柄であるが高い攻撃力を持っていることで知られる。かつては守備が壊滅的だったが、それもこの数年で格段に成長を遂げている。

現在行われているEURO2016のメンバーにも選ばれており、バルセロナもスカウトを送ってチェックしていたという。

彼はバルセロナの関心について以下のように話し、興味深いことだと語ったとのこと。

セドリック・ソアレス

「重要なクラブが関心を寄せてくれるというのは、常に興味深い出来事だよ。

ただ、僕は今それについては考えられないんだ。なぜなら代表チームのことに集中しているからね。ヴィエイリーニャとのポジション争いにも。競争は常にポジティブなものだよ」

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