リーガ・エスパニョーラのレアル・ベティスは「モンペリエからMFジョナス・マルタンを獲得した」と発表した。

契約期間は3年で、移籍金は250万ユーロ(およそ3億円)になったとのこと。

ジョナス・マルタンは1990年生まれの26歳。モンペリエの下部組織出身で、ユネス・ベランダ、レミ・キャベラと同年代だったMFである。

2009年にはユース選手権に当たるクプ・ギャンバルデッラを制覇する原動力となり、前途洋々であるかと思われた。しかし2010年に負った足首の怪我によってキャリアを妨げられ、優勝した2011−12シーズンはアミアンに貸し出されてしまった。

だがベランダとキャベラが抜けたあと、彼は攻撃的MFからボランチにポジションを移して復活を見せ、今季は36試合に出場するなど中心的な存在に。

180cmとそれなりの体格を持ちながらもとにかく高いテクニックを備え、中盤であればどこでもこなせる応用力も魅力。今回フランスの隠れた天才MFがスペインへと進出することになり、リーグ・アンのファンからは来季の活躍が注目されそうだ。

なお、ベティスは先日デンマーク代表DFリザ・ドゥルミシを獲得しており、今夏のマーケットでは2人目の補強となる。

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