リヴァプールで活躍したデンマーク代表DFダニエル・アッガーが、自身のTwitter上で現役引退を発表した。
Thank you for your support.A great experience.It's sad,but it is the right decision to stop. I'm proud of my career. pic.twitter.com/Geu9y47vnN
— Daniel Agger (@DanielAgger) 2016年6月9日
アッガーは現在31歳。
長身で屈強な体躯を持ち、足元の技術にも優れる総合力の高いセンターバック。ブレンビューIFからリヴァプールに加入する際には、ラファエル・ベニテス監督をして「デンマークで20年に1人の逸材」と言わしめた。
2014年からは古巣であるブレンビューIFに復帰しており、チームキャプテンを務めていた。
引退の理由などは明らかにされていないが、アッガーは先月23日に行われたスーパーリーゲーン第31節ヴィボーFF戦で相手FWから激しいタックルを受け負傷。24分に途中交代を強いられていた。
デンマーク代表のキャプテンでもあるアッガーは、6月のキリンカップ2016に向けたデンマーク代表に選出されていた。しかし、今回の怪我によって来日を辞退。
そして今回、突如引退が発表された流れだ。来日の辞退にショックを受けていた日本のファンも少なくなかったのだが…まさかの報告となった。
キャリアを通して故障に悩まされていたアッガー。自身のTwitterのなかではこのように述べている。
「皆さんのご支援に感謝するよ。素晴らしい経験をさせてもらった。
悲しいけれど、立ち止まるのは正しい決断だ。自分自身のキャリアを誇りに思うよ」