『Scotsman』は「チェルシーに所属しているFWイスラム・フェルズに逮捕状が出された」と報じた。
フェルズは交通違反による裁判を抱えており、水曜日にグラスゴーの裁判所に呼び出されていたものの、それを欠席していた。
選手側の弁護士は「フェルズは家族が居住するタンザニアで練習している」としてスケジュールの延期を申し出ていたが、裁判所はそれを拒否している。
これを受けて裁判所の執行官であるフランシス・マッカートニーは、フェルズに対して逮捕礼状を発行し、身柄の拘束を求めているとのこと。
フェルズは2015年9月9日にポルシェを運転していた際に検挙されていた。この時に無保険であったことが発覚したほか、本人は「サイード・カバダラーだ」と虚偽の人名を伝えていたことから、偽証罪の疑いもかけられている。
イスラム・サリアー・フェルズは1995年生まれの20歳。ソマリア生まれであるが、若くして家族が亡命したことでスコットランドに移住している。
そしてセルティックの下部組織で育成され、2011年にチェルシーの下部組織に引きぬかれている。
すでにプロ契約は結んでいるものの、これまでOFIクレタ(ギリシャ)、ブラックプール(イングランド)、ハイバーニアン(スコットランド)にレンタルされており、チェルシーでの公式戦出場はない。