『Soccernet』は「8日早朝に死去した元ナイジェリア代表監督スティーヴン・ケシは、心停止に襲われていた」と報じた。
2013年アフリカネイションズカップの優勝監督であり、2014年ワールドカップではナイジェリアをベスト16に導いたスティーヴン・ケシ。
昨年末に妻のケイトを癌で亡くしており、彼もその後を追うようにこの世を去ってしまった。
[Qoly] 54歳という若さ…2014W杯で指揮した元ナイジェリア代表監督が死去 https://t.co/MkccvIIyCZ
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月8日
彼は決して健康面で問題があったとは言われておらず、つい2日前に南アフリカ代表、あるいは名門オーランド・パイレーツの次期監督になるのではないかという報道があったばかりだった。
その死因についても当初明らかにされていなかったことから、様々な憶測を呼んだものの、今回家族の発表によって原因が心停止だったと明らかにされた。
ケシ氏は水曜日に自身が居住しているアメリカへと戻る予定になっていたとのことだが、その朝に発作を起こし、そのまま息を引き取ったという。
ナイジェリアサッカー連盟会長を務めているアマジュ・ピニック氏は以下のように声明を発表し、英雄の死を悼んだ。
アマジュ・ピニック
「ケシはスーパーヒーローであった。彼の死は、サッカー界にとどまらず、ナイジェリアという国にとっての損失である」