7月26日、『The Nation』は「ナイジェリア代表監督を解雇されたスティーヴン・ケシ氏は、サッカー連盟を相手に10億ナイラ(約6.1億円)の違約金を求めて訴訟を起こす予定である」と報じた。
先日大きな話題になったナイジェリア代表監督の交代劇。4月に連盟と契約を結んだスティーヴン・ケシ氏であるが、6月末に発表されたコートジボワール代表監督候補のリストに掲載されていることが発覚した。
現役の代表監督が他の国に応募していたことが明らかになり、ナイジェリアサッカー連盟は調査の末に「規律違反である」と認め、スティーヴン・ケシ氏との契約を即刻解除することを決定している。
その後ナイジェリアは速やかにサンデー・オリセー新監督を迎えて再出発を切っているが、スティーヴン・ケシ氏はまだ納得していないようだ。
記事によれば、ケシ氏の弁護士は名誉毀損、不当解雇を訴え、ナイジェリアサッカー連盟を相手取って訴訟を起こす予定であると明かしたという。そして、求めている補償金はなんと10億ナイラという莫大な額であるとのことだ。