『Journal du Dimanche』など各メディアは「フランス代表DFパトリス・エヴラが、若手選手に対してコメントした」と報じた。
現在地元で行われるEURO2016への準備を進めているフランス代表。チームの中心となっているポール・ポグバやアントワーヌ・グリーズマンに対しては大きな期待がかけられており、失敗すれば批判を浴びる可能性が高いと言われる。
キャプテンを務めるエヴラは取材に対して以下のように話し、若手には「才能よりもメンタルのほうが大事」と語っていることを明かした。
パトリス・エヴラ
「彼らが驚異的な男だと口に出すのは簡単だ。しかし、人々は彼らに多くのものを期待している。
僕は彼らに警告してきた。カリム・ベンゼマはもはや我々とともにはいない。そして、もし物事が悪い方向に進めば、さらに非難を受けるだろう。
彼らは信じられないような才能を持っている。しかし、サッカーというものは10%の才能、そして90%のメンタルで成り立つのだ」
君にとって最後のビッグトーナメントになるかもしれない?
「僕は代表で何かを勝ち取ることなくキャリアを終えたくはないよ。いつだって勝者になりたいんだ。
2014年ワールドカップはOKだった。しかし、僕にとってはいい時間ではなかったよ。なぜなら、我々は勝つつもりだったからだ。
そうだね。我々はフランス代表に対してのイメージは回復できた。2010年大会の出来事から立ち直らなければならなかった。
しかし、我々は勝利する国にならなければならないよ」