『Frankfurter Allgemeine Zeitung』は「バイエルン・ミュンヘンの会長を務めているカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は、トーマス・ミュラーに世界最高額の移籍金が提示されていたと明かした」と伝えた。

昨年大きな話題になったトーマス・ミュラーの移籍話。マンチェスター・ユナイテッドがなんと1億2000万ユーロ(およそ148億円)の違約金を提示しているという内容だった。

これはにわかには信じがたい額であったが、今回ルンメニゲ会長が明かしたところによると、少なくともユナイテッドが提示していたのは世界最高の数字であったことは間違いないようだ。

カール=ハインツ・ルンメニゲ

「トーマス・ミュラーは、ここのアカデミーが輩出した選手だ。ミュンヘンの近郊で生まれた男だ。ここで育ち、ファンにとっての英雄なのだ。

我々は昨年マンチェスター・ユナイテッドから狂ったオファーを受け取った。もしかしたら世界最高額の移籍金を手にしていたかもしれなかった」

(ベンフィカからレナト・サンシェズを獲得した。その価格はボーナス全て含めれば8000万ユーロになると考えられているが)

「私は、その支払いが膨らんでいくことを願っているよ。なぜなら彼はとても良い契約になるはずだからだ。

もしワールドクラスのポテンシャルを持つ選手を必要とするならば、すぐに動かなければならない。以前よりもだ。そうしなければ、これらの選手はすぐに去ってしまうよ」

(デ・ブライネ獲得のチャンスもあった?)

「2015年にデ・ブライネ獲得のオファーを出していた。その移籍金、そして給与を合わせた額は1億ユーロを超えた。それはあまりにも高いリスクだと考えられた。

今我々はマッツ・フメルスと契約することが出来た。なぜなら、この攻撃陣には十分な質と量があるからだよ」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介