インターナショナルマッチウィークも明け、ついに6日からはUEFA主催コンペティションが再開。
CLとELでは準々決勝がスタートするが、注目されるのはイングランドクラブの動向である。
今シーズンは、両コンペティションで1チームずつがベスト8に残っている。
2000年代後半にはCLの舞台で上位を独占していたプレミアリーグの各クラブだが、近年は欧州での競争力が激減。CLの決勝にイングランドのクラブが進んだのは2011-12シーズンが最後である。
世界有数のタレントがいるのに、ヨーロッパの舞台では勝てない――。その理由については英国メディアでも様々に報じられているのだが、バイエルンの中心的選手であるマヌエル・ノイアーとトーマス・ミュラーが、それぞれの見解を示してくれたようだ。
英国『BT Sport』が伝えたものとして、『Mirror』がインタビュー記事を掲載していた。
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
「イングランドのチームには豊富な資金があり、素晴らしい選手もいる。
しかし、イングランドでNo.1になることだけに集中しないことが重要だ。
ヨーロッパの他のチームにも目を向けなければならない。バルセロナやレアル・マドリー、バイエルン、ドルトムント、さらにはユヴェントスが一体何をしているのかを見て、そうしたクラブと自分たちを比較しなければならない。
世界中から最高の選手を探して獲得し、それで全てが決まると考えることが重要なのではない。
イングランドには、ある種の構造のようなものが必要だ。クラブのことをのことをよく知った5、6人のイングランド国籍の選手だけでは、クラブや毎年のチームの特徴は変わらない」