31日、オーストラリアサッカー連盟は「ジャレッド・ジレット主審、そしてベン・ウィリアムズ主審が今週から日本に派遣される」と報じた。
先日発表された日本サッカー協会とオーストラリアサッカー連盟のパートナーシップに組み込まれていたレフェリー交換プログラム。
それ自体は以前から行われてきたものであるが、今後も長く継続していくことが両者に確認された。
そして今回はオーストラリアから日本へと4名の審判が派遣されることになった。その内訳はジャレッド・ジレット、ベン・ウィリアムズ、そしてアシスタントのデイヴィッド・ウォルシュ、ジョージ・ラクリンディスとなっている。
彼らは今週日本を訪れ、来週開幕するキリンカップの1試合でジャッジを行うほか、Jリーグでも2試合を裁く予定になっている。
ジャレッド・ジレット氏は1986年生まれの29歳。24歳からAリーグの主審を務めており、2年連続でAリーグ・グランドファイナルの決勝戦をジャッジした期待の若手レフェリーだ。昨年も彼は日本に招待されている。
ベン・ウィリアムズ氏は1977年生まれの39歳。2005年から国際主審を務め、2014年ワールドカップでもオーストラリアから選出されている。Jリーグファンの間では、先日の江蘇蘇寧対FC東京を裁いて謎のPKを宣告したことでも話題になった。
[Qoly] 「ありえねぇ」の連続!FC東京が体験した“絶対アウェー”中国 https://t.co/xZchV58DEU
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月7日
ファンからは時に批判を受けることもあるが、両者ともにオーストラリア連盟から高い評価を受けているレフェリーである。
なお、逆に日本からは飯田淳平、越智新次レフェリーが派遣され、今月のオーストラリア対ギリシャ戦をジャッジする予定となっている。
また、女子では梶山芙紗子、山下良美レフェリーの両名が派遣され、オーストラリア女子代表対ニュージーランド女子代表の試合を担当する予定である。