『SB Nation』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、セビージャに所属しているフランス代表FWケヴィン・ガメイロに関心を寄せている」と報じた。

現在バルセロナで代名詞となっているのが『MSN』。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、そしてネイマールの3トップを表している。

この3人が絶対的な力を発揮している一方、昨年チェルシーにペドロ・ロドリゲスを放出したことによって前線の層は決して厚いとはいえない状況にはある。

そこでバルセロナは以前からセルタ・デ・ビーゴのスペイン代表FWノリートにアプローチしていると言われているが、彼は一貫して移籍を否定している。

そのため、バルセロナのスポーツディレクターを務めているロベルト・フェルナンデスはターゲットを変更。セビージャのケヴィン・ガメイロに狙いを定め、この数ヶ月間アプローチをしてきたという。

ケヴィン・ガメイロは1987年生まれの28歳。名門ストラスブールの下部組織出身で、トップチームにデビュー後は器用さからサイドで起用されていたことでも知られるストライカーだ。

ユース代表ではストライカーとして結果を残し、トゥーロン国際大会で得点王に輝き、2008年に移籍したロリアンで点取り屋としてのブレイクを迎える。

当初はマナマ・ヴァイリュア、後期はモルガン・アマルフィターノと2トップを組んでゴールを量産し、2011年にパリ・サンジェルマンへと引き抜かれた。

セビージャには2013年から所属しており、これまでスペインでは135試合に出場、63ゴールを決めている。

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